コンパクト化・軽量化に応えるため、ボサードは頭部が低い製品を開発しました。
極低頭六角穴付きボルト(キャップ)は、頭部が最大でも1.6 mmという低さで、出っ張りが気にならず、座ぐりも必要ないため、薄い相手材にも使用できます。また“人に優しい”バリアフリーパーツとして、福祉器具・大型遊具等でも採用されています。
“極低頭”はボサード株式会社の登録商標であり、極低頭キャップはボサードオリジナルブランド商品です。

極低頭六角穴付きボルト

極低頭六角穴付きボルト

スペシャルローヘッドキャップ・六角穴付キャップとも呼ばれます。安全性や、デザイン性を考え、頭部を露出させたくないが、相手材が薄くザグリ加工ができない、そんな問題を解決するために開発されたボサードオリジナル商品です。
取り付け後の出っ張りがほとんど気にならず、安全性が高く、福祉機器に多く採用されています。機器の小型化や軽量化に最適で、取付スペースも削減できます。ザグリ不要で工程削減にも有効です。
日本のお客様の声に対応して開発されたステンレス製は、耐熱・耐食・耐薬品性も兼ね備えています。
チタン2種(純チタン)製はステンレスとほぼ同じ強度で約40%軽量を実現しました。頭部径を10~23%小さくした小頭タイプもあります。

低頭六角穴付きボルト

一般的な六角穴付ボルトに比べて頭部が低い(約55~65%程度)六角穴付きボルトです。ローヘッドキャップ・六角穴付きキャップとも呼ばれます。
低頭キャップは頭部が低いため狭いスペースでも締結時に他の部品や工具との緩衝が減り、締結後も出っ張りがあまり目立ちません。また相手材へ埋め込む場合でも一般的なキャップボルトよりも浅いザグリ加工で頭部を埋め込むことができ、頭部が低い分軽量です。こうしたメリットにより設計の自由度が上がり、機器の軽量コンパクト化を図るにも有効なねじです。
頭部径を10~30%小さくした小頭タイプもあります。
六角穴(s寸法)は同じ呼び径の通常のキャップボルトより小さくなりますのでご注意ください。

低頭六角穴付きボルト

6ロブ極低頭キャップ

6ロブ極低頭キャップ

6ロブキャップはヘクサロビュラ、ヘックスローブ、ヘックスロブなどとも呼ばれる六角星型リセス(ドライブ)を持つトルクス(TORX®)型のねじです。カムアウトせず高いトルクで締結でき、作業の高速化・自動化に対応しやすいという特徴があります。また、脱着に専用工具が必要なので、一般の方がみだりに分解しないように携帯電話やコンピューター内部、最近の自動車ではエアバッグやシートベルトまわりなどで利用されています。
極低頭型(頭部の厚みが最大で1.5 mm)はザグリ加工をしなくても締結後の出っ張りがほとんど気にならず、また薄い板厚の部材にも使用できる為、作業工程の簡素化や機器のコンパクト化、軽量化にも大変有効です。 また締結後の出っ張りが非常に少ない事から“人に優しく” “安全”なことを理由として福祉器具や大型遊具等でも採用されています。独特のドライブ形状を含め締結後の見た目の美しさからデザイン的要求の高い、人目に触れる部分への採用も増えています。

6ロブ低頭キャップ

6ロブ低頭キャップは一般的な6ロブキャップに比べて頭部が低く(最大約65%)、締結後のスペースを取らず軽量な事から、機器の更なるコンパクト化や軽量化を図るのに有効なねじです。
6ロブキャップはヘクサロビュラ(Hexalobular 6つの小葉)、ヘックスロブ(Hex Lobe 6個の突起、耳たぶ)、ヘックスローブなど様々に呼ばれるアメリカ合衆国のカムカー社(現アキュメント社)が開発したTORX® (トルクス)規格のねじ・ボルトです。世界中で航空機・自動車業界、電子電気製品、各種産業機械など様々な分野で採用されています。
リセスが円弧曲線で構成されていることが6ロブの大きな特徴です。滑らかなはめ合いと接触面に対して約75°の締付け駆動角により従来の十字穴や六角穴リセスよりトルクの伝達効率が高くカムアウトしません。また磨耗や割れの原因となる応力の集中が少なくボルトの変形がなく、作業の高速化、自動化に適しています。また特殊形状のリセスの為、「タンパープルーフ」としての効果も期待できます。

6ロブ低頭キャップ

A型タッピング

A型タッピング

薄鋼板等の下穴にセルフタッピングしてねじ込める「タッピンねじ」(タッピングねじ)です。六角穴付極低頭タッピングビスとも呼ばれ、頭部が薄い(M4以上は頭部高さ1.5ミリ統一)極低頭キャップなので座ぐり無しでも出っ張りが気になりません。
タッピンねじは「浸炭焼き入れ」という熱処理により表面硬度を上げ、下穴へねじ込まれる時に自らねじ山を相手材へ形成して締結します。そのためナットやめねじ立ては不要です。一方、締結の際にはねじ込み抵抗が大きくなり締め付けトルクが必要になります。十字穴と比較して、六角穴はカムアウトせず、なめにくいのでより強いトルクでの締結が可能です。
タッピング1種(A形)はピッチが最も荒く先端部が45°に尖った先端を持ち、1.2 mm以下の薄鋼板、木材・ハードボードや石綿、樹脂等に使用します。先端が太い2種(B0・B1型)は、ピッチは細かく5 mm以下の厚板に、3種(C0・C1型)も先端は太くピッチが最も細かくより厚板に対応します。

ラミクス®・ラミメイト® 

頭部高さを66~75%低くし、重さを最大49%軽量化した十字穴付き薄頭ねじです。
精密0番十字穴付き頭部をもつラミクス、JIS十字穴対応頭部のラミメイトは、皿もみ加工やプレス加工不要による製造時間とコストの削減、製品の小型化、軽量化対応に貢献します。頭部外形が大きいため、最大締め付けトルクが向上し作業性アップ、ゆるみ止め効果も発揮します。また、様々な相手材に利用可能なため、ねじの共通化を図ることができ経済的です。パソコンや携帯電話、その他小型電子機器に最適です。
ラミクス®・ラミメイト®は日東精工の登録商標です。

ラミクス®小ねじ

頭部の高さを極限まで薄く低くし、締付面が極力フラットになるようにした精密0番十字穴付き、ナット等のめねじを利用して締結する小ねじです。十字穴付き薄頭ねじ、超薄平頭小ねじとも呼びます。同径のなべ小ねじやマイクロねじと比較しても50~25%の薄さです。締結後もねじ頭部は殆んどフラットで出っ張らず、機器のコンパクト化や軽量化が図れ、引っ掛かりもなく安全です。同じ呼び径のなべ小ねじに比べ頭部径が大きく、広い座面は最大締め付けトルクを向上させ、ゆるみ止め効果を発揮し、被締結材の割れ・変形を抑制します。ザグリ加工は不要なので薄板にも使用でき、事前工程の簡略化によるコストダウンに有効です。頭を沈める為の追加加工は必要なく製造工程の簡略化によるコストダウンも期待できます。

ラミクス小ねじ

ラミメイト®小ねじ

ラミメイト小ねじ

頭の高さを極限まで低く薄くし、締付面が極力平面になるようにした小ねじ(ナットや相手材にタップしためねじを利用して締結するメートルねじ)です。JIS十字穴対応頭部で、十字穴付き薄頭ねじ、超薄平頭小ねじとも呼びます。
頭部が出っ張らず機器のコンパクト化や軽量化に有効で、引っ掛かりがないため安全性や意匠性を高めます。広い座面で最大締め付けトルクが向上、ゆるみ止め効果を発揮し、被締結材の割れ・変形を抑えます。ザグリ加工不要なので薄板にも対応。頭を沈める為の追加加工がいらず製造工程の簡略化も図れ、コストダウンにも効果的です。

樹脂六角穴付品

RENY(レニー)・PPS PEEK(ピーク)といった素材で作られた六角穴付きボルトです。
ガラス繊維50%で強化したエンジニアリングプラスチックRENY(レニー)は、エンプラの中でも最も大きい強度・弾性率を持ち、耐油・耐熱性にも優れているため、金属代替材料として最も適した材料で、自動車・機械・電気・電子機器・土木・建築分野で広く使用されています。樹脂のため耐食性にも優れ、製品の軽量化に貢献します。
PPSは耐熱性に優れ高温化での長時間使用にも耐える素材です。また、耐薬品性や電気特性にも優れているため、電気・電子部品・自動車・化学分野でも用いられています。
PEEKはエンジニアリングプラスチックの中でも最高度の耐薬性を有し、耐熱性・耐摩耗性・難燃性・耐加水分解性にも優れています。耐用年数が長く、厳しい条件下での使用を求められる製品に最適です。
通常の六角穴付ボルトより頭部が約55~65%低いため、スペースの限られた箇所への取り付けも容易で、出っ張りが気にならず外観を損ないません。

樹脂六角穴付き品